派＆灰＆野
□三歩
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｢我藤｣
｢ん？｣
｢止まれ｣
一緒に派遣組にいっている途中に、善罪にいきなり命令口調で話しかけられた
逆らうと後々怖いのが見えているから俺は素直に止まった
｢何？｣
｢先にいくのやめてくれる｣
｢なんだよいきなり｣
｢全くコレだから学のない奴は…｣
ふぅとわざとらしい溜め息をつく善罪
てか今馬鹿にしたよね？
｢いいかい？妻という者は旦那の三歩後ろを歩くのが常識だよ｣
と言って善罪は俺の前を歩こうとした
｢てか誰が嫁だ？｣
｢君しかいないだろ｣
一瞬時がとまった
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