派&灰&野

□必要不可欠
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…俺にとっての…?





必要不可欠





今回は長期任務で久しぶりに本部に帰ってきた

カツ…カツ

薄暗い廊下にブーツの音が響く


すると

どどどどどどどど…

前から何かがすごい勢いで走ってくる


「なんだ…?」

目を凝らしてみる
すると…


「ユ〜〜〜ウちゃ〜〜ん!!」
馬鹿うさぎだ…
キキィ!!
俺の前で止まった

「ユウ〜〜!おかえりー!怪我とかしてない?」

「俺はそんな軟弱じゃねぇ。もし怪我をしても俺は死なねぇ」

ラビは少し曇った顔をした

「でも無理はしちゃ駄目さ。ユウがいなくなったら俺…」

そのとき

「廊下でイチャつかないで下さい」

ラビの後ろからヒョコッと出てきた

「なんだ…帰ってきたんですか?」

「帰ってきて悪かったな」

「…別に。あっそうだラビ!コムイさんが呼んでましたよ」

「まじ?じゃあ行ってくるわ!ユウまた後でね!」
ラビはさっき着た道をすごい勢いで走っていった
少し寂しかった…
って!俺らしくねぇ!
もっと男らしくしねぇと!!

すると、横目でもやしがこっちを見ていた

「…なんだ?」

「…別に」

「またそれか!言いたいことがあるんならはっきり言いやがれ!!」

俺はもやしに怒鳴った
廊下に響きわたった









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