通霊王

□不器用なりな愛し方
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校庭にはきれいな桜が咲き


空は雲一つ無くとても澄んだ青色をしていた


その空のもと、元気にボールを追いかけグランドを駆け回る少年たち


その中でも特に目立つ空色の髪をした少年


一組のホロホロ


今日は一組と二組の合同体育。そして授業内容はサッカー


彼は何をするにも楽しそうだがスノボーをしているときとサッカーをしているときはいつも尋常じゃないくらい生き生きしていた


それをずーっと見ている二組の道 蓮


ときどきニヤっと笑ったり、ッフと鼻で笑ったり


端から見れば変質者だ


「蓮…顔にでてんぞ」


それを横目で見ている一組の麻倉 葉


「貴様いつから俺の隣に!?」


「授業始まったときから」


「…いたか?」


「…泣いていいか?」


葉は気づかれてなかったことにショックを受けていた


「まぁ気にするな」


誰のせいだよ。と言いたかったが口を瞑った










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