通霊王

□被害者Y
1ページ/5ページ

ここは炎


「今日はいい天気だなぁ。しかもアンナもいねぇし絶好のサボり日和だなぁー」

とのんびりとした口調で語るのは麻倉葉

すると何者かが大きな足音を立てやってくる


「よぉぉぉう!!!!」


と泣き叫びながらやってくるのは、彼の親友ホロホロ

「ホロホロ!?」

「葉!!俺もう無理!!今日泊めてくれ」

「何があったんよ?」

葉は慌てて問いただすと

「蓮だよ!!」

またか。葉は心の中で呟いた

「いっつも俺が炊事洗濯,買い物,掃除ぜーんぶやってんのに!!いっつも・・・」

「いっつも?」

「いっつもいきなり風呂に入ってきたり,布団の中に入ってくるし,夜這いするし・・・・・俺もう無理!!!」


かわいそうにと同情の目で見つめ葉


「分かった。今日はアンナもいねぇし泊まってくといいんよ。下着もパジャマも貸すし、ゆっくりしてくといいんよ」


「葉!ありがとな!恩にきるぜ!!」


「いやぁーそれほどでも」


コレが事件に巻き込まれるきっかけとなった








.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ