通霊王
□日常
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[早起き]
「ふぁぁ〜オイラ眠いぞ…」
AM8:20
葉はまん太に叩き起こされ、渋々起きて学校へ行く用意をして玄関を出た
「本っ当にユルぃな君は!!!
朝くらいちゃんと起きれないのかい?!
毎日僕たちが起こしにきてるのに!
いい加減に朝起きるのくらい慣れてよね!!!」
「やめておけ、まん太。そいつに早起きしろなんて無理な話だ。
毎朝毎朝同じことの繰り返しでいい加減こっちも聞き飽きたぞ。
だらしない奴に何を言っても時間の無駄だ。
怒る方も疲れるだろう」
眠たい目をこすりながら大あくびをする葉は、まん太と蓮に散々に言われてしまっている
「うぇ…お前らちょっと言い過ぎだぞぉ…」
「はははッ蓮の言うとおりだぜ!こんなマヌケ野郎に何言っても無駄だッ!」
「おい…待てホロホロ、どっちかっつうとお前もオイラと同じで朝弱いのにお前どうやって起きてるんよ?」
「俺は蓮が毎朝起こしてくれるからな!
」
「うぇ〜!!蓮はオイラん家くる前に、ホロホロも起こしに行ってるんか?!」
「フンッ!貴様らと違って俺は規則正しい生活をしているからな!
連れに遅刻でもされたら恥ずかしいだろう!」
「貴様らと違っては余計だろ…ι
でもどうやってホロホロ起こしてるんよ?
ホロホロもなかなか起きねぇだろ?」
「それは毎日蓮がキス…ぶッ…!!!!!」
「貴様…!!!殺されたいのか……??!」
ホロホロが爆弾発言をしている途中で、蓮の鉄拳がホロホロの顔のド真ん中にHitしたι
ホロホロは顔を両手で抑え、うずくまっている…
怒りのあまり蓮のトンガリは2メートルにも及んでいた…
「なになにっ?!
蓮ってば毎日ホロホロにキスして起こしてるの?!!!」
「ウェーっへッへ〜!!蓮、意外とかわぃぃことすんだなぁ〜!」
「貴様ら…!!!!」
ゲラゲラ笑うまん太と葉を見ている蓮の顔は真っ赤で、体は怒りでわなわなと振るえている
「…3人ともあの世へ逝かせてやる―!!!!!!!」
全員、蓮にボコボコにされたのはいうまでもない…
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