通霊王

□親友?
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「わかんねぇ…」

頭を抱え悩んでいる少年ホロホロ
屋上で昼ご飯を食べ終え1人唸っていた

悩んでいる理由は極簡単
いつもは仲のいい友達蓮と2人で食べていた昼ご飯が、今日は断られ1人で食べた。すこし寂しがった

なにか悪いことをしたのだろうかと、ずっと悩んでいるのであった。

「もしかして、彼女できたとか?…………まっさか〜。アイツが女と話してるとこ見たことねぇもん」

1人で自問自答をしていたホロホロ、すると

カチャ

ドアが開いた
蓮かと思いバッと体をドアの方に向けた。

「あ、ホロホロいた」

変態ナルシストこと葉王があらわれた

「……お前かよ」

「僕で悪かったね。それよりさ隣いい?」

「…あぁ」

葉王の座るスペースを少しあけたホロホロ

「んで、なに?」

ホロホロは葉王の方をチラッと見た

「まぁそこまでたいした用事じゃないんだけどね。蓮のことなんだけど」

ホロホロは葉王の顔をバッと見た

「やだなぁ〜まだ何にも言ってないんだから、そんな不安そうな顔しないでよ〜」

あははと脳天気そうに笑って話を続ける葉王

「実は蓮告白したい人がいるんだって」

「…え?」

ホロホロは理解できなかった
なぜ俺には教えてくれないんだ?
親友じゃないのか?
なにより、胸が痛かった
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