通霊王2
□独占欲
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薄暗い廃墟に二つの影
照らすものは外の月
「…蓮…止めろ…」
下で怯えた瞳で俺を見てくるのは、同じチームメイトの『碓井ホロケウ』
そして今しようとしている行為はセック…いや強姦に近いだろう。
「どうした?ホロケウ」
「その名前で呼ぶなっ…!」
瞳が俺を睨む。瞳が俺を拒否する。
ゾクゾクした。
コレを汚したらどうなるのだろうか
好奇心と怒りが半々ずつ。
戦闘服から見える白い肌
俺を欲情させるには充分過ぎるくらいだ。
首筋に吸い付くとビクッと体が跳ねた。
「…蓮っ…頼むからやめてくれ…」
泣き声混じりの声
もっと…もっとだ
前が存分に開いた服
ソッと手を忍び込ませる。
「やめっ…ぅあっ…」
突起に舌を滑らすと、ホロケウは小さな喘ぎ声を漏らした。執拗にソコを舐めると首を横に振り、いやだいやだと拒否を示す。
しかし、体の方は素直だった。
片手を下のズボンの上に移動させると、少し固くなったコイツの自身がいた。
「いやいや言うわりには感じているのだな…この淫乱が」
「…ちがっ…うあぁっ!」
服の上から自信を握ってやると、苦しそうに眉を寄せた。
そして自信をやわやわと揉むとすぐにそれは甘い声に変わっていた。
「…っはぁ……んっ…」
出来るだけ声を押さえようと手に着けてあるグローブを噛み我慢している。
その表情はそこら辺の女よりもどんだけ美女と騒がれる女よりも…色っぽかった。
噛んでいるグローブを口から無理矢理離すとホロケウは一瞬焦った表情になったがすぐにそれは欲情した顔に変わった。
「っふ…うああ…!!!」
直にホロケウ自信に触れると体が跳ねた。
ホロケウの瞳からは涙がボロボロと溢れていた。
怯えた瞳が欲に飢えた俺を写し出す
「やめっ…蓮…うぁ…ッはぁ…!」
ハーフパンツを下まで下ろし、主張しているホロケウの自信に舌を這わせる。
「…くっ…はぁ…うああ…!」
果てたホロケウの液を舐めとり、ホロケウを見た。
「………もっ…もうやめて…蓮」
ボロボロと涙を流すホロケウ
赤くなった目、嫌だと訴える瞳
そしてやっと気づかされられる、己の犯した罪
俺は…何をやっているのだ
なぁ…
───ホロホロ
end