通霊王2
□我愛弥
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ふいに蓮が言った言葉に俺は………――――
「ホロホロ。俺の事好きか?」
「…な!?」
蓮の黄色く透き通った綺麗な目が真剣に俺を見つめる……
「いっ…いきなりなんだよ蓮!!ビックリさせるなよ!!さあゲームの続きでもしようぜっ!」
焦りながら今までやっていたゲームのコントローラーを握りゲームを始めようとするホロホロ
…だがその行動は蓮によって止められた
ホロホロの手の上に蓮の手が重なる
「ゲームではなく、俺を見ろ」
少し怒ったような顔をしながらホロホロを見つめる蓮
「きょ……今日の蓮ちょっとおかしいぜ?大丈夫か?」
かなり焦っているホロホロはまともに蓮の顔を見れず、目を空に泳がせていた
「俺がおかしい?まさか」
そう言うと蓮はホロホロを押し倒した
「……っ!?蓮!?」
ビックリしたような顔をするホロホロ、蓮はホロホロの両腕の自由を奪って話し続けた