通霊王2
□ホロいじり
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「おい葉」
「ん?」
「うちのアホを見ていないか?」
「ホロホロならさっき暑いからって言って水浴びに行ったぞ」
「そうか…」
俺は葉から情報をきき、すぐさまホロホロの方へ向かった
どうせホースでチョコラブとかと水浴びしてるのだろうと思い、炎の裏側にある水くみ場へ向かった
「ハハハハ!!!ツメテーぇ!!!」
品のない笑い声が聞こえてきた
どうやっていじってやろうかと自然に頭の中で考えてしまう
裏へいくと案の定チョコラブと水浴びをしていた
「あっ!!蓮!!」
と、同時にホースをこちらに向け水をおもいっきり発射したホロホロ
「ギャハハ!!命中!!」
ホロホロが水浸しの俺をみて腹を抱えて笑う
勘の鋭いチョコラブは青ざめた顔で俺とホロホロを交互にみていた
「…おい…何のつもりだ?」
ホロホロがいつも嫌うクスッとした黒い笑みで見てやるとホロホロの顔がみるみる青ざめていった
「ホロホロ…」
「っう…」
「水をかけたことを後悔させてやろう」
俺はそう言ってその場を去った
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