love

□声の行方
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いつも、時間になると窓辺に立っている君は、誰を待っているのか…
そんな時、君への僕の声は君には聞こえていない。
どんなに願っても君には届かないこの声。
なぜ、僕はこんなにも必死になっているのだろう。

「こっちを見て。僕は、僕ならばこんなに近くにいる。もうあいつを思い出すのは止めてくれ。僕なら君を泣かせたりしない」

どうすればいい…?
どうすれば僕にその笑顔を見せてくれる?
君が僕の声に気付くにはどうしたらいいのか…。いつも、そればかり考えている。考えていないとグチャグチャになってしまうから。
ずるい。僕は君をこんなにも求めているのに、君は僕の事が見えていない。僕の声が聞こえていない。
あいつは声も、存在も、この世界には無いのに君を捕まえている。
どうすれば
どうして
なぜ?
ナゼ?
何故?



絶対に諦めない


君が僕に気付くまで


君が僕を見てくれるまで


君があいつを忘れるまで

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