短篇小説『蒼白』
□読書、寡黙、隣にて。
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読書、寡黙、隣にて。
陵桜学園に入学して、ゆたかに出会い・・・
みゆきさんが入学した時からよく聞いていた、泉こなた先輩・・・柊かがみ、つかさ先輩とも知り合いになれた
最近は毎日が楽しくて・・・
ゆたかや田村さんと一緒に食べるお弁当も、中学時代に比べると・・・とっても美味しく感じる
学校が楽しい・・・
中学時代だと友達はいたけど・・・本を読んでる事位しか安心できる時はあまり無かった
今でも本は好き・・・
昔からみゆきさんと一緒に居る時は、本を読んだりすることが多かったから・・・
陵桜の図書館は保管冊数が多くて、読みたい本が沢山・・・
毎朝早く起きて行ってしまう
会館する時間の五分前に登校して、カバンを教室に置く・・・
そのまま図書館に向かって、今日読む本を探す
この間借りた本は読み終わってしまったので返却BOXに入れる
会館して五分も経っていないので、返却BOXには一冊も本が入っていない
司書の先生とも顔馴染みだ
「毎日早いわね?」と言ってくれる先生に会釈をする
たまたま目に付いたファンタジーの本を持って椅子に座った
HRが始まるまでの静かな一時・・・
私の心は活字の世界に落ちて行く・・・